『魔法の水屋』について

「水屋」・・・

若い方はこの言葉にあまり馴染みがないかもしれません。

屋号を何にしようかとずっと考えていた時にふっと浮かんだこの言葉。

Wikipediaには「茶室に隣接されている設備。今でいう台所」と。

実はわたしは「水屋」って食器棚の事だと思ってました。

子どもの頃、学校から帰って来たら「水屋の中におやつが入ってるから」とよく母が言ってましたから。

でも「台所」という意味もあるならこれは素敵な言葉。


わたしがお伝えしたいパンやお菓子、石けんも台所から生まれます。

魔法のようにたくさんのものが生まれる台所。



魔法の水屋です。

わたしと手作りパン

パンは子どもの頃から大好きでした。

一日3食パンでもいけるくらいに。

それほど好きでも「手作りパン」は手間が掛かって誰にでも焼けるものだとは思ってなかった。

ところがある日、友人が可愛いロールパンを「焼いたのでどうぞ」と。

えっ!こんなきれいなロールパンが家でも焼けるのか。 プチ衝撃でした。

夫は反対するもホームベーカリーを買って、スイッチオン。

数時間後には山形食パンが焼き上がってました。

そこからしばらくはホームベーカリーで食パンが焼けて、朝に焼き立てパンが食べられることだけで満足な日々。

そのうち段々とあんパンやチーズパンといった菓子パンを適当に作る(笑)という月日が流れ、近くのパンレッスンに単発で通ったり、少し遠いけど県外の素敵な先生のところに習いに行ったりして今に至ります。


『魔法の水屋』はパンを焼いてみたいけど「自分で出来るかな」「いきなりすごい教室はハードルが・・・」とか「簡単なパンや食パンをサクッと出来たらな」という方へ。


自分の手で「手作りする楽しさ」を感じて下さい。




わたしと手作り石けん

石けんが手作りできると知ったのは今から10年くらい前(2010年頃)やったかと。

誰からだったのか、本とかそういうものから知ったのかさえもう覚えてなく・・・

それこそ石けんなんて買うものとばかり思ってたから、そこそこ衝撃。

その頃は本当に手作り石けん教室なんてものがあるなんて思いもしなかったし(多分探しても見つからなかっただろうし)、まずは本を、ということで手作り石けんの先駆者前田京子さんの著書を購入。


材料を揃え、ドキドキしながら初めての石けんを作りました。

が!!!本の通りにしているにも関わらず、いつまで混ぜても次のステップに進まず・・・

仕方ないので発泡スチロールの箱で保温。


結果的には時間が解決してくれてちゃんと使える素晴らしい石けんになりました。

が、この時ほんまに時間掛かるわ💦 手間も掛かるわ💦 正解がわからんわ💦

な経験をしたのでこれ以後チャレンジすることもなく5年以上の月日が流れました。


けれど、やっぱり心の中でずっとくすぶっていた石けんへの想い・・・

ある日やっぱり作ってみたい!!!と再燃。


さすがに今度は自己流では前回と一緒や!とわかってたので教室を探してレッスンに通いました。


おかげで一般社団法人ハンドメイド協会のジュニアソーパー資格取得。

そこから自宅でレッスンを開始。


オイルと苛性ソーダで作る天然グリセリンが入った使い心地最高の石けん。

透明石けんを使ったきらきら輝く宝石石けん。

本物の見間違えるほど美味しそうなスイーツ石けん。


たくさんのメニューをご用意しております。